雑記+ブックレビュー

書評というほどのものはありません。読んだ本に絡めて、日々思うことなどを書いていこうと思います。

ロシア文学の旅

1960年に著者がソ連を訪れた経験をもとにして作られた本です。
内容は旅行案内と、それぞれの土地におけるロシアの作家のエピソード、そして作家の記念館の展示物紹介が入り混じっています。
本書を読みながら、私はあまり文学関係の記念館に興味を持ったことがなかったということに気付きました。
作家の生原稿、いつも使っていた日用品、関係者の証言、当時の出版物などが、時にはその作家自身の住んだ家を改装した建物に展示されていたりするのですが、あまり見ていて面白いと思ったことがないのです。
作品とその著者の人格は不可分であるというのはその通りなのでしょうが、それでも私にとっては著者自身は二の次なのでしょう。

本書でもトルストイ、ゴーリキー、レールモントフ、プーシキンなどさまざまな作家が紹介されているのですが、それほど多くを読んだことがあるわけではないので、いまいち実感がわきませんでした。
作家に関する記述だけに集中していればその業績紹介などに説明に紙面を割けたのでしょうが、旅行ガイドのような部分もおおく、結局は両方ともが中途半端な印象です。
「社会思想研究会出版部」なる組織が出版元ですが、政治色はあまり感じられません。
全体的に写真は多いものの内容の薄い、文庫版ソ連案内という印象です。
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  1. 2018/02/05(月) 23:54:47|
  2. ★★★
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