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雑記+ブックレビュー

書評というほどのものはありません。読んだ本に絡めて、日々思うことなどを書いていこうと思います。

塩一トンの読書

イタリア文学の翻訳家として有名な須賀敦子による書評集。
私自身はイタリア文学も須賀敦子もあまりよく知らないのですが、それでも本書の名前と「塩一トン」の逸話はどこかで聞いたことがありました。
第一章と第三章は新聞に掲載された書評なので、ひとつひとつはそれほど読みごたえはありません。
とくに第三章は文章量が少ないため、過半があらすじや内容紹介に費やされてしまっており、何が同面白いのかがよく伝わってこない印象です。

第二章はギンズブルグ「町と家と」(邦題「モンテ・フェルモの丘の家」)と、谷崎潤一郎「細雪」とについてのやや分量の多い解説文が掲載されています。
この二つの文章は読んでいても面白かったです。
個人的には、本書で読む価値があるのはこの二つの文章と前書きの「塩一トン」の逸話だけではなかろうかと思います。
須賀敦子に対して思い入れとかあこがれがある人が読むと、また違った感想を持つのでしょうが…。
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  1. 2017/11/24(金) 23:53:51|
  2. ★★★
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